主催者:岩田 由美(いわた ゆみ)
一般社団法人障がい者才能開発支援協会 代表理事 / 社会保険労務士
神奈川県出身。中央大学卒業。40歳で社会保険労務士試験合格。
同時期に一人娘が発達障害との診断を受ける。娘の成長に伴い。親が自ら情報収集し、ネットワークを作ることが必要と実感。
「一般社団法人障がい者才能開発支援協会」を設立する。
障がい者の才能を開発し、就労の場を作るための支援活動を行っている。
趣味は美術館めぐり。
【プロフィール】
大学卒業後、メーカー系クレジット会社に就職。社内法務文書(クレジット契約書の裏面約款等)の原案を企画・作成。
結婚を機に、外資系半導体メーカーに転職。発注と在庫管理を担当後、総務部門で安全衛生委員会・安全教育等を担当。労働安全衛生法を学んだのを機に、社会保険労務士の仕事に興味を持つようになる。
8年間勤務したが勤務先の合併により、片道2時間以上かかる場所に事業所が移転。通いきれずに退社。
失業保険を受けながら、興味のあった社会保険労務士試験の勉強を始める。
2003年社会保険労務士試験合格。同じ頃、一人娘が発達障がいとの診断を受ける。試験に合格後は、行政機関を中心に様々な業務を経験。
職員が1000人を超える事業所での雇用保険続及び社会保険の手続、労働保険の年度更新手続の時期の労働局での窓口受付・電算処理等を担当。
国民健康保険の窓口で受付を担当する中、障がいが原因と思われる仕事上の悩み、経済的な不安を持つお客様が少なくない事に気づく。
仕事と発達障がいの娘の療育とを両立させる自分と、窓口に来る方とを重ね合わせるようになり、主に発達障がい者の就労支援を目的に、2014年一般社団法人 障がい者才能開発支援協会を起ち上げる。
発達障がい者の親に対しての情報提供、障がい者を雇用している会社の見学、親同士の交流会、講師を招致しての「障がいを持つ当事者からの障がい者支援」等のセミナーを行う。
2015年、20歳前障害による娘の障害年金請求手続を行う。国民健康保険の窓口での経験等から、障害年金を知らない人、障害年金の受給資格があるのに手続が難しいという理由で請求してない人が多い現状を知り、障害年金を専門に取り扱う社会保険労務士として、開業する。
病気や障がいのため経済的に苦しい方々に障害年金の制度を伝え、できる限り受給して自立への一歩を踏み出してほしい。このような思いで、障がい者の幸せな自立に向けての支援に取り組んでいる。